レモンの木は生育期に入ると目に見えて葉や枝をぐんぐんと伸ばし、そんな成長過程も楽しみの一つではありますが、その分栄養もたくさん必要としています。水やりはもちろんのこと、肥料もしっかり与えた方がいいでしょう。
今回はそんなレモンの木に与える肥料の最適な時期と、我が家で愛用している肥料をご紹介します。レモンの木を育てている方の参考になれば幸いです。
- レモンの木を育てている。
- レモンの木に最適な肥料を与える時期が知りたい。
- レモンの木に与える肥料を探している。
レモンの木に与える肥料の最適な時期
冒頭でも触れましたが、レモンは果樹の中でもかなり肥料を必要とします。
食いしん坊なんだね!
その為、肥料は年に4回です。まずは2月〜3月のうちに「寒肥(かんごえ)」を与えます。春先に元気な芽を出させることを目的としています。次に生育期の6月と9月に2回。その後、その年に実をつけてくれたのであれば収穫後の11月に「お礼肥」として追肥します。大体3ヶ月毎に与えるので、そのペースを覚えておくといいでしょう。
肥料にはどんな種類があるの?
与える時期は分かったけど、実際にどんな肥料を与えればいいの?ということですが、そもそも肥料には大きく分けて有機肥料と化学肥料の2種類の肥料があります。
有機肥料とは?
有機肥料とは生物由来の有機物が原料となる肥料のことで、主に土への栄養補充と土壌改良が期待できます。
土の中の養分には限りがあるため、放っておくと養分がなくなってしまいます。そこで、肥料を使って土に養分を補います。有機肥料は、土の中の微生物の働きで分解されることで、植物が吸収できる養分に変わるため、一般に即効性はありませんが、効果は長く続きます。
マイナビ農業
肥料の種類によって多少違いがありますが、与えてからの効果が持続するという点は有機肥料の大きなメリットのひとつです。しかし、土の中の微生物による分解過程において臭いが発生したりするデメリットも。
化学肥料とは?
化学肥料とは化石燃料や鉱物資源などを科学的に合成してつくる肥料のことで、現在使われている肥料の大部分は化学肥料と言われています。
化学肥料は、水に溶け込むことですぐに植物に吸収されるため、即効性が高い反面、特殊な加工を施した肥料を除き、効果が続く期間は短いのが特徴です。
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有機肥料とは異なり土壌改良などの効果はありませんが、即効性もあり臭いやガスの発生もなく使用できます。さらには様々な形状のものが販売されており、自身が使いやすいものを選べるというメリットもあります。
レモンの木にはどの肥料を使えばいいの?
有機肥料、化学肥料それぞれの特徴やメリット・デメリットは理解できました。
結局レモンにはどの肥料を使えばいいの?!
結論、私はどちらも使用します!やはりそれぞれのメリットがあるのでいいとこどりをすればいいじゃない♪ということで、我が家では「有機入り配合肥料」を与えています。
「有機入り配合肥料」とは有機肥料と化学肥料を掛け合わせたまさにいいとこどりタイプの肥料!こういった便利なタイプならば、たくさん種類がある中から選ぶのは難しい…といった方にもハードルがぐぐっと低くなりますよ!
\ 肥料の使い分け例 /
後一点注意したいことが、化学肥料を使用すると有機栽培(オーガニック栽培)とは言えなくなるので、育て方にこだわりがあるならば肥料の種類にこだわってみるのもおすすめです。
我が家で愛用している肥料のご紹介
我が家のレモンの木に与えている肥料はこちら。
主に与えるのはこちらの有機入り配合肥料。追肥にはもちろん元肥(植え付け時、土に混ぜ込む肥料のこと)にも使える万能肥料なのでこれひとつあればOKです。我が家では他にも植物を育てているので、幅広く対応できるようにとこちらを選びました。
\ 柑橘類専用の肥料も! /
\ おすすめの液肥はこちら /
まとめ
たくさんの栄養を必要とするレモンを育てるには肥料は欠かせません。栄養不足の場合、落葉したり実がつかなくなる可能性も…。かといって肥料過多になると、今度は肥料焼けを起こし最悪の場合木が枯れてしまった…なんてことも!肥料を与える際は必ず用法容量を守りましょう。
レモンは肥料が少なくても多すぎても大きな実は育ちません。きちんと適切な量の肥料を与えて、レモンの木を元気に育てましょう!