毎日暑い日が続きますね。我が家には4歳と1歳の子どもがいますが、これだけ暑いと公園にもなかなか行けないので、もっぱらお庭でプールを楽しむ日々を過ごしております。
私も一緒になって遊んでるよ〜♪
しかし!!!
お庭が芝生になっているお宅は要注意。芝生の上にプールを設置すると、最悪芝生が枯れてしまうことも…!?今回は、お庭でプールを楽しむ際の注意点とその対策について詳しく説明します。
芝生でプールをしてはいけない理由
芝生の窒息
プールを設置すると、芝生がプールの重さで押しつぶされ、酸素供給が遮断されます。芝生は生きた植物なので酸素が必要です。
長時間プールの下敷きになってしまった芝生は、酸素不足により呼吸ができず窒息状態になります。これにより、芝生が黄色くなったり、最悪の場合は完全に枯れてしまうことがあります。
過度の水量による根腐れ
プールで遊び終わったら、最後は水を排水しますよね。我が家でも基本的にプールで遊び終わったらそのまま芝生の水やりに再利用します。しかし、芝生に過剰な水が流れることにより一定の場所に水が溜まってしまうと、根腐れを引き起こす可能性も。
排水の際は一箇所に流すのではなく、満遍なく水が行き渡るようにしましょう。
日光不足
プールが設置されている間、その下の芝生は日光を浴びることができません。日光は光合成に必要であり、これが不足するともちろん芝生にも影響が。長期間にわたり日光が遮られると、芝生が弱り枯れてしまう原因に。
圧力による損傷
プールに水を入れると、その重量は非常に大きくなります。
この重量が芝生に直接かかることで、土壌が圧縮され、通気性が悪くなります。土壌が圧縮されると、芝生の根が窒息しやすくなり、健全な成長が妨げられます。
結局、芝生でプールってだめなの?
…いや、もうこれ芝生の庭でプールできないんじゃ?
そう。
ぶっちゃけると芝生の上でプールはしない方がいいに越したことはありません。
しかし、お子さんがいらっしゃるご家庭なら、お庭で思う存分遊ばせてあげたいし、プールだってやりたいですよね。お子さんのためにとお庭を芝生にしたご家庭も多いはず。
大切に育てた芝生も守りつつ、お庭プールも楽しめるようにするにはしっかりと対策をすれば問題ありません。
芝生を保護するための対策
プールの設置場所を変更する
芝生のダメージを避ける最も簡単な方法は、プールをコンクリートやデッキなど、芝生以外の場所に設置することです。これにより、芝生に直接的な影響を与えずにプールを楽しむことができます。
我が家にもタイルデッキ、さらには玄関アプローチに自転車置き場としても使えるようにとコンクリートにしたエリアがあります。ですので、基本は芝生の上ではなくそういったエリアにプールを置くようにしています。
一度プールに水を張ると、小さいサイズでもかなり重くなり簡単に場所移動はできません。なので、設置場所はしっかり確保してからプールに水張りすることをおすすめします。
保護シートの使用
どうしても芝生の上にしかプールを置く場所がない…!といった場合は、厚手の保護マットやシートを敷いてからプールを設置することで、芝生への直接的なダメージを軽減できます。保護シートは、プールからの水漏れや圧力から芝生を守る役割を果たします。
もちろんコンクリートやタイルデッキの上で設置する場合でも、ビニールプールだと擦れるとすぐに穴が開いたりすることもあるので、厚手のマットはマストで敷いておくと安心です!
プールの位置を定期的に変える
同じ場所に長期間プールを置かないようにし、定期的に位置を変えることで芝生へのダメージを軽減します。
置いておく目安はなるべく1日(朝から遊んで、夕方には片付ける)までとした方が芝生のためにはいいでしょう。
プールのサイズと水量の調整
最近だとかなり大きなプールが主流になってますよね。しかし、大量の水は芝生に大きな負荷をかけます。
プールの大きさに伴い水量も増えていきますし、こういった大きいプールは数日置いておくことを想定しているので、芝生の上ではおすすめできません。
大きいプールがしたいなら絶対コンクリートか人工芝の上でやりましょう!
芝生の上で遊ぶならプールのサイズはなるべく小さく、水の量も少なくすることで、芝生への影響を最小限に抑えられます。
芝生の上でも水遊びしたい!おすすめアイテム
散々説明してきましたが、結論、芝生でのプールはあまりおすすめできません。
しかし、芝生のお庭でも楽しく水遊びしたい〜!とお考えの貴方におすすめなお手軽水遊びアイテムをご紹介。
ホースで繋ぐ噴水マット
ホースで繋ぐだけでお水が湧き上がる!ビニールになっているのでぷにぷに踏んでも面白い。真ん中に水が溜まるので「水たまりみたい〜!」と、子どもは大はしゃぎ(笑)
手軽に楽しめて片付けも楽々!0歳〜1、2歳の小さなお子さんにはこれかなりおすすめです。初めての水遊びにピッタリ!
デメリットは、当たり前ですが水を出しっぱなしにするので水道代が嵩みます…。ある程度楽しんだら「一回休憩〜」と水道止めながらやると安心です。
ウォーターテーブル
こちらは一時期かなり人気で売り切れ続出していたウォーターテーブル。我が家も2年前に購入しましたが、未だ現役!4歳も1歳も一緒になって遊べるところもポイント高い。
おもちゃを掬ったり、水を流してみたり、いろんな仕掛けがあり飽きることなく遊べます。意外とコンパクトなのでお庭だけでなくベランダなど限られたスペースでの水遊びにもおすすめですよ!
デメリットは、コンパクトといえど結構嵩張るのでオフシーズンの収納が大変…。ですが、これはダントツで買ってよかったランキング上位に来るアイテムなので、迷っていた方には自信を持っておすすめしたいです!!
終わりに
芝生の上でのプール遊びは、一時的な楽しみであっても、長期的には芝生にダメージを与える可能性もあります。しかし、適切な対策をすることで、その影響を最小限に抑えることができます。
家族や友人と楽しい夏のひとときを過ごすために、芝生を大切にしながらプール遊びを楽しんでください!