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【まだ間に合う!】3月中にやっておきたい芝生の更新作業

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今年は暖冬ということもあり厳しい冷え込みも少なく、気づけばあっという間に3月ですね。

冬の間、庭の芝生はほぼほったらかし状態。
というのも、冬の間の芝生は休眠期と言われ成長もストップするので特にお手入れも必要ありません。

しかし!

春に向けて暖かくなると、芝生も目を覚まし再び生育期へと突入します。

そんな芽吹きが始まるタイミングがちょうど2月下旬〜3月上旬の、まさに今なんです!

このタイミングで重要なお手入れが更新作業と呼ばれる作業になります。

今回はこの更新作業でどのようなことをすればいいのか詳しくご紹介していきます。お庭に芝生がある方は今からでも遅くありません。やるとやらないでは芝生の生育に大きく関わってくるので、是非実践してみて下さい。

こんな方におすすめの記事です。
  • 庭で芝生を育てている。
  • 芝生の手入れ方法を知りたい。
  • 芝生の更新作業って何をすればいいのか知りたい。

芝生の更新作業って何するの?

そもそもこの”更新作業”って、どんなことをするの?
ということですが、主な作業は以下の内容になります。

  • サッチング
  • 低刈り(穂刈り)
  • エアレーション
  • 目土
  • 肥料
  • 水やり

聞き馴染みがあるものから、あまり耳にしないものもありますよね。

ふじこ
ふじこ

私も芝生を育てるようになってから初めて耳にした単語はいくつもあります。

それでは早速作業内容を詳しくみていきましょう!

更新作業① サッチング

サッチングとは、芝生の表面に蓄積した枯芝(サッチ)を取り除く作業のことを言います。
サッチが残った状態だと芝生が蒸れて病気や害虫発生の原因になることも。昨年の秋から冬にかけて溜まったサッチをこの時期に取り除いて、芝生の育つ環境を整えてあげましょう。

しかしこのサッチング作業。いくつか注意が必要です。

やりすぎNG!!

サッチングはやりすぎると、芝生の根が痛む原因に。頻度としては、年に1〜2回程度でオッケー。
なので、この春の更新作業時と、夏が終わり芝生が休眠期に入る前のタイミングでやるのがベスト。

芝生を張ってから1年未満はやらなくていい!

芝生を張ってから1年未満だとサッチもそこまで溜まらないのでこの作業は不要です。むやみにサッチングをしてしまうと、まだ根付きも甘い部分が剥がれてしまう危険性も。

そして、サッチングをするのに必要なのが熊手です。

我が家のように範囲がそこまで広くなければ手作業で十分掻き出せます。熊手にも様々な種類がありますが、自分が扱いやすいものを用意して作業しましょう。

更新作業② 低刈り(穂刈り)

イネ科である芝には穂が生えます。芝の種類によって異なりますが、我が家の姫高麗芝は春と秋に二度生えてきます。この穂は放っておくと黒っぽく見えるので全体の見栄えも悪いですし、栄養が穂に吸い取られてしまうので残しておくメリットはほぼありません。ですので、この更新作業のタイミングで刈り取っておくのがベストです。

やり方としては通常の芝刈りとほぼ同じなのですが、ここで重要になってくるのが刈高です!

通常3〜4センチほどの高さで芝刈りは行いますが、このタイミングでの刈高は芝刈り機の一番低い高さで設定して下さい。大体1センチ位です。

こうすることで、穂を根本から除去でき、さらにはサッチも一緒に掬い上げてくれるのでお勧めです。

通常ならば、あまり低い刈高だと軸刈りと言って芝生にダメージを与えてしまうのですが、新芽が芽吹く前のこの時期だからこそ出来る作業になりますので、しっかり穂を刈り取って芝生をリセットしておきましょう。

更新作業③ エアレーション

エアレーション作業とは一言で言うと土壌に穴を開ける作業のことを言いますが、どのような効果があるのかというと…

芝生が育つにつれて根っこが密になると、根の行き場がなくなってしまう=芝生の成長も遅くなる

土壌に穴を開けて通気性をよくすることによって、根の成長を促し芝生をイキイキさせることができる!

ということで、こちらの作業も結構重要な作業となっております。

サッチングと同様芝生を張って1年未満ならこの作業は不要です。

エアレーション専用の道具を使うと効率的に作業出来るのでお勧めです。

芝生を張って丸二年が経とうとしている我が家。結構根がしっかり張っていて、なかなか土に刺さらずかなりの重労働でした…。が、美しい芝生を拝むため。主人と協力しながら頑張りました…!

更新作業④ 目土

エアレーションで芝生に穴を開けたら、必ず目土も被せましょう。根っこが剥き出しになるのを防ぎ、さらには芝生の生育を促す効果もあるので、更新作業のタイミングでは敷地全体に撒くのがお勧めです。

芝生全体に2〜3ミリ被さる程度でオッケー。

目土を入れた後はデッキブラシ等ですり込み、表面をならしましょう。そうすることで不陸になるのを防ぎます。

更新作業⑤ 肥料

芝生に限らず、多くの植物は春を迎える前に寒肥として肥料をあげたりしますよね。芝生も同様、新芽が芽吹く前のこのタイミングで肥料をあげましょう。

サッチングやエアレーションで土壌にも負担がかかっているので、しっかり栄養を与えてあげましょう。

肥料にもいくつか種類がありますが、このタイミングであげるならじっくり効果が出る固形肥料がお勧めです。

更新作業⑥ 水やり

肥料をあげた後は、しっかり水やりすることも大事です。肥料を溶かす役割もあるのでたっぷり目にあげましょう。
天気予報を見ながら雨が降る前に肥料をあげてもオッケーです。

ふじこ
ふじこ

雨が降れば水やりの手間も省けますね!


とは言いつつ、そんなタイミングよく雨が降るとは限らないので(笑)、こうした芝生のお手入れの最後には必ず水やりをするということを頭に入れておきましょう。

更新作業まとめ

芝生の全盛期といえば、やはり梅雨が明けた後のあの青々とした綺麗な芝生ですよね。そんな全盛期をベストな状態で迎えるためには、今のこのタイミングで行う更新作業がとても重要になってくるのです。

そして冒頭でも説明した通り、更新作業に適した時期は2月下旬〜3月上旬のまさしく今!

まだまだ肌寒い日が続きますが、ぜひ綺麗な芝生を維持するために更新作業頑張りましょう!!

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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